おがちぃ散歩

17.03.06 JR奈良線第2期複線化事業の工事説明会で気になったポイント (2) 【桃山~六地蔵間】


YouTube:【複線化工事間近】JR奈良線 六地蔵~JR藤森間 前面展望 17.03.22

工事概要図 003 A
桃山~六地蔵間の工事概略図(黄黒の点線が廃止する既設線路,黒線が残される既設線路,赤線が新設線路)工事説明会で配布された資料を基に作成
※ただし,JR側の話によると,配布された資料の図は大まかなもので実際の工事とは細かい所で異なる箇所もあるとのこと.
※立花架道橋は京都橘高校の前にある橋梁,“立花”は“橘”の間違いのような気もするが資料では立花と記載.
 JR神戸線に立花駅があることからJR的には「タチバナ」と言えば橘よりも立花なのかも知れない.


17.03.06 JR奈良線第2期複線化事業の工事説明会で気になったポイント (1) 【JR藤森~桃山間】



■桃山駅

130317 001
13.03.17 撮影

桃山駅は以前の記事で取り上げたように2面2線化されます。

線路とホームのカーブは現在よりも曲線が緩やかになり、
それに伴って2番のりばのホームが大きく削られ、
逆に1番のりばのホームは一部拡幅されるようです。

16.06.09 【JR奈良線複線化】 2面2線化される桃山駅
15.03.18 JR桃山駅バリアフリー化についての考察【1】
15.03.18 JR桃山駅バリアフリー化についての考察【2】





JR木幡駅 4
(参考)木幡駅の配線変更工事の様子 桃山駅も同様の形で工事が行われるものと思われる:12.09.11 撮影

木幡駅も元々は桃山駅と同様に2面3線の駅だったが、
2001年3月のダイヤ改正後に中線の2番線が撤去され旧3番線が新2番線となっていた。
その後、駅北側の木幡踏切の改良に伴い、
2012年4月に2番のりばのホームを削った上で中線跡に線路を敷き直し、旧2番線を復活させ新2番線を廃止している。

12.09.11 JR木幡駅・近年の今昔


この工事により、明治期以来のホーム下の石積みが姿を消すことになります。

また、エレベーターおよび屋根付きの跨線橋がホーム中程に新設されるため、
現在の木造のホーム上屋が姿を消す可能性があります。

少なくとも、2・3番ホームはホームが大きく削られるので上屋が建て替えられる可能性が高く、
1番ホームについても跨線橋とエレベーターを設置する部分については撤去が行われ、
更にホームが拡幅されることにより列車とホームの間に屋根のかからない部分がでてくるので、
現在の上屋に付け足される形か全体の建て替えかが行われることになりそうです。

ホーム下の石積みも
木造のホーム上屋も桃山駅の味となっている部分なので残念ではありますが、
改良の為には仕方がないという感じです。

00 P1080240
12.04.23 撮影

駅設備の改良については地元住民の声が多く挙がっているのですが、
こういう駅の味となっている部分について活かしていこうという声は聞かれないので、
個人的に淋しいという気持ちではあります。

バリアフリー化については平成30年に設計に着手、
31年より工事開始、完成は32年度の予定。




■江戸町架道橋

1_20170307193820091.jpg3_201703071938218f5.jpg130921 001a
左・中・08.07.26 / 右・13.09.21 撮影

170304 002 130921 002
左・17.03.04 / 右・13.09.21 撮影

170304 001
17.03.04 撮影

冒頭の図でも黒線で示されている通り、
江戸町架道橋の前後については既存線がそのまま上り線として活用され、
北側に新線の橋梁を建設し下り線を設けた上で複線となるため、
現在使用されている明治時代からのレンガ橋台が残る可能性が高そうです。

160523 01 160523 02
(参考)京都市山科区 安祥寺川橋梁:15.05.23 撮影

160727 01 160727 02
(参考)大阪府三島郡島本町 上三道路架道橋:16.07.27 撮影

七反田橋梁 (7) 七反田橋梁 (6)
(参考)京都府長岡京市 七反田橋梁:13.11.16 撮影

東海道本線でも明治・大正期に建設されたレンガ造りの橋脚が現役で使用されていて、
昭和になって複々線化された際には既存の複線部分の横に新しい橋梁がつくられています。

13.11.16 東海道本線 七反田橋梁 

今回の奈良線の複線化は東海道本線の複々線化の90年後ではありますが、
レンガ橋梁の横に新しい橋梁が並ぶという似たような方法がとられるのではないでしょうか。

線路の移設を行わず、既存線に別線を横付けする形で複線化するのであれば、
架け替えは行わず、既存の橋梁はそのまま活用するのが予算的な面からも現実的に思います。




■江戸町跨線道路橋(乃木橋)

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16.03.25 撮影

乃木神社の前を通る野坂通に架かる江戸町跨線道路橋(乃木橋)は
複線化工事の際に架け替えとはならないそうです。

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16.03.25 撮影

江戸町跨線道路橋は昭和36(1961)年の竣功で、
桃山地区でも古い部類の橋にあたり、
説明会でも「架け替えないまま工事をして強度的に大丈夫なのか?」という声がありましたが、
JRからの回答によると「十分に強度を満たしている」ということで、そこは大丈夫なようです。

明治時代に建設された橋が140年以上経過しても現役であるのに、
建設から50年とちょっとしか経っていない橋が老朽化しているとか
あって欲しくない話だとは思いますが、
現実として全国的にそういう建築物は多いんですよね。

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16.03.25 撮影



■清水谷架道橋

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左・15.12.16 / 右・10.01.30 撮影

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16.11.03 撮影

桃山南口の清水谷架道橋は、
資料の図では上下線とも新設ということになっていますが、
橋梁自体は既存の橋梁を残し下り線とし、
南側に新線の橋梁を建設し上り線を設けた上で複線となっています。

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YouTube:【みやこ路快速】JR奈良線 六地蔵~稲荷間 前面展望 16.11.23 [1:20]あたり



■京街道架道橋

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左・14.04.16 / 右・13.10.10 撮影

外環状線との交差地点にある京街道架道橋も、
既存の橋梁を残し上り線とし、
北側に新線の橋梁を建設し下り線を設けた上で複線となるようです。



■西尾凾きょのレンガ橋台

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13.10.10 撮影

イズミヤ六地蔵の敷地より2a
09.01.17 撮影

イズミヤ六地蔵店の横にある西尾凾きょはレンガ橋台となっていて、
図には記載されていないものの
当該区間の既設線路を残し、北側に下り用の新線が横づけされる形で複線化されるため、
江戸町架道橋・清水谷架道橋・京街道架道橋と同様に既存の橋梁を残し、
北側に新線の橋梁を建設した上での複線となり、
レンガ橋台が残されるものと推測されます。



■第一山科川架道橋・山科川橋梁・第二山科川架道橋

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11.11.17 撮影

山科川橋梁とその前後にある架道橋(第一山科川架道橋・第二山科川架道橋)も
既存の橋梁を残し北側に下り用の新線の橋梁を建設した上での複線となるようです。







■参照および引用した資料
奈良線第 2 期複線化事業(JR 藤森~宇治・新田~城陽・山城多賀~玉水間複線化)環境影響評価書 [PDF]
 平成28年3月 西日本旅客鉄道株式会社
 ...など






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