おがちぃ散歩

17.02.08 バリアフリー化された山城多賀駅【JR奈良線】

山城多賀 02

山城多賀 01

山城多賀 03
16.12.26 撮影

知らない間に山城多賀駅にエレベーターと新しい改札ができていました。





YouTube:【複線化工事開始間近?】 JR奈良線 山城多賀~玉水間 前面展望 16.11.16
昨年の秋には既にエレベーターと西口改札ができていたのが分かる


山城多賀 10
西口 橋上化される前の駅舎も西側にあった

かつての山城多賀駅は1面1線の小さな駅でしたが、
現在は橋上駅舎化され
さらにエスカレーターまで設置されて無人駅っぽくない印象を受けます。

山城多賀 11

昔の駅前には桜並木があって、
観光農園でのイチゴ狩りや川遊びなどの
自然を楽しみに出かける観光客を迎えるに相応しい駅前の雰囲気がありました。

現在は駅前の広場も整備されて利用しやすくなったことは良いのですが、
昔の光景を思い浮かべると
やや殺風景な景色に感じてしまうのは否めません。

山城多賀 14

駅前広場の通路から新設された西口改札へは4段の階段があり、
十分に設置できるスペースがあるにも関わらず何故かスロープは無く、
車椅子等での移動はエレベーターのみとなっています。

山城多賀 12

山城多賀 15

設置されている案内標識も
路線記号の入った最新のサインシステムとなっています。

山城多賀 13

2番のりばのエスカレーターは改札内にあります。



山城多賀 06

東西の自由通路を兼ねた橋上駅舎内。

奥に1番のりばと西口への階段とエレベーターがあり、
右が改札口。無人駅で、西口改札と同様に簡易式の自動改札機が設置されています。

山城多賀 09

山城多賀 07

山城多賀 05

山城多賀 04



山城多賀 08
東口前

ロータリーのある西口の前には農地が広がり
自動車での送迎による利用が主ですが、
集落側にあり地元での利用はこちら側が主な東口には駅名が掲げられていません。
改築当初は掲げられていたらしいのですが。

山城多賀 21
旧大和街道・京都府道70号上狛城陽線 道幅は狭いが主要地方道, 奈良線を挟んだ西側に並行して幅の広い新道がある

山城多賀 18
旧大和街道沿いの多賀の集落 昭和33(1958)年に共に綴喜郡の井手町・多賀村が合併し,改めて井手町が発足している

山城多賀 20

山城多賀 19

東から山城多賀駅へは道が分かりにくい為、
このような案内板が設置されています。

山城多賀 23



山城多賀 16

山城多賀 17

2014年の桃山駅の1日の平均乗車人員(降車客含まず)は2038人に対して
山城多賀駅は395人。

桃山駅の方がおよそ5倍も利用客が多いのに
山城多賀駅の方が先にバリアフリー化されてしまうのは
なんとも複雑な気持ちになる。

時期的に複線化工事との兼ね合いがあるとは言え、
京都市もっと頑張ってくれと言いたくなるけど、
そもそも京都市に期待しても意味が無いようにも思う。


山城多賀駅のバリアフリー化が実現したのも、
井手町の事業として井手町が主体となって実施したからではないだろうか。

利用者数的に見ても、桃山駅をはじめとして
山城多賀駅より利用者数が多いバリアフリーに対応していない駅はたくさんある。
JR側としても、各駅を順次バリアフリー化していくにしても
やはり優先順位があって、
利用者数の多い駅が優先して改良されていく。

「鉄道事業者として整備するのは当たり前」という態度で
JRに要望や要請をし続けるだけでは
山城多賀駅の利用者数ではなかなか動かなかったはず。


京都市としても市の玄関口は京都駅で、
そして中心となる繁華街は四条界隈な訳で、
「他にやることがあるだろう」と批判されつつも、
京都駅の八条口を観光都市として相応しい玄関口に整備したり
四条通を2車線化して歩道を広げて歩くまちを目指すことに力を注いでいる。

桃山駅の整備が遅れているのも、
伏見区の事はその他で優先順位も低いからだろう。
でもそれはそれで仕方がない。

というのも、これはやろうと思えばやれるとかという精神論ではなく、
単純に京都市と言う都市の規模が大きすぎて
手が回りにくくなっているだけ
なのではないかとも思う。

もし、現在の伏見区が京都市の一部ではなく、
深草村と伏見町を総括した
『大伏見市』の構想通りの伏見市という独立した自治体であったなら、
桃山駅はJRにおける伏見市の中心駅であったはずだろう。
なので、市の事業として優先順位の高い事業として位置づけられ、
現在よりもスピーディーに整備が進んでいたかも知れない。

仁丹看板と伏見city 【03】
15.03.18 JR桃山駅バリアフリー化についての考察【1】


あと、桃山駅の周辺には伏見桃山や桃山御陵前・観月橋・丹波橋と
徒歩圏内に便利な駅が他にたくさんあるので、
地元民にとっては
近くにあるから便利ではあるけれど
必ずしも桃山駅を使わなきゃいけないという訳ではないのかも知れない。

山城多賀駅の場合、
並行する近鉄の駅(新田辺・興戸)までは2・3キロは離れていて
とても徒歩圏内とは言えない。
やはり地元民にとっては山城多賀駅でなければダメという感じがする。

桃山駅じゃなくても構わない2038人と
山城多賀駅じゃないとダメな395人。

同じ京都と奈良を結ぶ路線であっても
ここが近鉄京都線とJR奈良線の存在意義の違いではないだろうか。





■参照および引用した資料
・井手町:議会だより
 45号 平成26(2014)年5月(PDF:7.5MB)
 55号 平成28(2016)年11月(PDF:6.5MB)
 53号 平成28(2016)年5月(PDF:7MB)
 ...など 






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