おがちぃ散歩

鉄道記念物 旧逢坂山隧道東口 09.02.02

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鉄道記念物 旧逢坂山隧道東口

かつての東海道本線の京都~大津間は、京都駅から現在の奈良線のルートを通り、
稲荷駅から現在の名神高速を通って、
大谷駅を通過しここ逢坂山トンネルを抜けて馬場駅(現在の膳所駅)まで走っていました。

この京都駅~馬場駅間は両側共に25‰の急勾配区間であり、
輸送上のネックとなったために、
東海道本線の中でも優先して複線化が計画されました。

1897(明治30)年3月5日大谷~京都間下り線増設、
1898(明治31)年4月15日馬場~大谷間上り線増設により上り隧道が開通。
しかし、勾配を緩和した東山トンネルと新逢坂山トンネルが開通し、
同区間の新線が1921(大正10)年8月1日の開業とともに
逢坂山隧道は鉄道トンネルとしての使命を終えました。

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扉もまた独特の雰囲気あり

その後、太平洋戦争中の1945(昭和20)年にB29の爆撃に対しての工場疎開として
トンネル内に工作機械が置かれ、航空機部品工場として敗戦まで使用されました。

現在はトンネル西口は「旧大谷駅」と共に
名神高速道路の盛り土の下に埋まり、
東口は京都大学がトンネル内に設置した地震計への通路となっています。

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東海道本線旧ルートレンガ橋脚跡

付近の京阪京津線の踏切横には、東海道本線の橋脚跡が残っています。
この先の旧線跡は国道1号線となっていて、膳所まで現在の東海道本線と並行しています。


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現在の東海道本線(琵琶湖線)の新逢坂山トンネル東口の前を
京阪電車のレンガ橋が跨いでいます。

平成になってから製造された京阪京津線の800系電車とレンガ橋。
時の流れを感じさせる光景です。


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旧逢坂山トンネル東口は
大津市逢坂一丁目の国道1号線と京阪京津線沿いにあります。




■参照および引用した資料
・wikipedia:逢坂山トンネル
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A2%E5%9D%82%E5%B1%B1%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
・「鉄道ピクトリアル No.553 '90年5月号臨時増刊 <特集>京阪電気鉄道」
 株式会社電気車研究会 鉄道図書刊行会
・「京・伏見学業書 第3巻 伏見の現状と未来」
 聖母女学院短期大学 伏見学研究会・編 清文堂
 ...など

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