おがちぃ散歩

藤森神社の水鉢の台石と宇治の浮島の十三十石塔 11.03.31

宇治十三重石塔 (1)

宇治十三重石塔 (2)

宇治十三重石塔 (3)

宇治十三重石塔 (4)

藤森神社の手水舎にある水鉢の下を見ると苔の生した台石がありますが、
この台石は宇治の中の島(浮島)にある
十三重石塔の上から5番目の笠石であると言われています。

11.04.02 伏見名水スタンプラリー ①藤森神社:不二の水

伝承によると、
安土桃山時代の大泥棒・石川五右衛門によって
十三十石塔の5層目の石が盗まれ、
それが後々藤森神社の水鉢の台石になったということらしいです。

ですが、五右衛門にまつわる話はフィクションが多く、
十三重石塔と藤森神社の伝承もつくり話であるといわれています。

宇治十三重石塔 (5)


宇治十三重石塔 (6)
宇治・浮島十三十石塔 出演:十津庵

かつて宇治橋は
度重なる宇治川の氾濫により流出を繰り返していましたが、
鎌倉時代の僧・叡尊が橋の架け替えに際し、
度重なる橋の流出を魚霊の祟りと考え、
その供養と、宇治川での殺生の戒めのために浮島十三十石塔を建立しました。

11.09.12 宇治橋(京都府)

しかし、塔の建立以後も宇治川の氾濫は繰り返され、
1756(宝暦6)年の大洪水で塔は倒壊します。

それから150年間、塔石は川の中に沈んだままとなるのですが、
1907(明治40)年ごろ川底から引き上げられ再建されます。

ところが、上から5番目の石だけが行方不明のまま発見されなかったので、
その部分は新たな石により補われました。
そのため、上から5番目の石は
他の層の石とは質感や微妙な形状などが異なって見えます。

このことから、藤森神社の水鉢の台石も
大きさや形状が宇治の十三十石塔のものと一致することから、
上から5番目のものだけが塔の再建以前に川から引き上げられ、
藤森神社の水鉢の台石に利用されたと見ることができます。


現在、京阪電車では「宇治・伏見・八幡1dayチケット」が発売されていますが、
その有効区間は宇治線全線と男山ケーブル、
そして京阪本線の八幡市から丹波橋までとなっています。

このチケットで宇治を訪れ、この塔にまつわる伝承を聞くと、
実際に伏見の藤森神社まで石を確かめに行きたくなるものですが、
残念ながら藤森神社の最寄り駅は丹波橋の次の駅の墨染で、
チケットの有効区間外です。
(* ´Д`*)

藤森神社に宇治にまつわるものがあるのだから、
藤森神社の最寄り駅である墨染まで
有効区間を1駅分延長すべきだと思ってしまいました。
(^_^;)(^_^!)


宇治十三重石塔 (7)

宇治十三重石塔 (8)
10.11.21 撮影

浮島十三十石塔は高さ約15m、
現存する日本最大の最古の石塔で国の重要文化財にも指定されています。



宇治十三重石塔 (9) 藤森しゅらいんミュウミュウ

宇治十三重石塔 (10) 藤森しゅらいんミュウミュウ

宇治十三重石塔 (11) 藤森しゅらいんミュウミュウ2
藤森しゅらいんミュウミュウ:09.09.21 撮影



■参照および引用した資料
・K PRESS/ 京阪沿線に此の塔あり「浮島十三十石塔」文・若一光司
 2010年3月1日 発行
・京阪電気鉄道/ おトクなチケット/ 宇治・伏見・八幡1dayチケット
 http://www.keihan.co.jp/traffic/valueticket/ticket/ujifushimiyawata_2013/




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