おがちぃ散歩

中間車3655形 【京阪旧3000系特急車 ②】

3655.jpg
中間車3655形 深草駅にて:12.09.24 撮影 十津庵

京阪旧3000系の中間車3655形は、
旧3000系を8両編成化する際に、
予備車となっていた先頭車から改造されたものです。
3600 2
3655形は、運転台だった部分に
別の予備車の連結部分を切り取り溶接することで中間車とされました。

マングローブ
他の中間車の車端部分の窓は3つ 三条駅にて:12.09.20 撮影 十津庵

旧3000系の他の中間車は車端部分の窓が3つですが、
3655形は京都側の車端部分が4つとなっていて、
元から中間車として製造された車両と見分けがつきます。

旧3000系は、もともとは3両編成同士を繋げての6両編成や、
3両+4両の7両編成で運転されていたので、
切り継ぎせずに先頭車の形状のまま中間に挟んでの8両編成でも
往年を彷彿とさせる姿で良かったと思うのですが、
ダブルデッカー車の位置とかを考慮すると、
編成美として、やはり切り継ぎした中間車を挟み、
8両貫通編成とした方が良かったのだと思います。



YouTube:13.02.03 【旧3000系】京阪特急:中書島~七条間車窓

すれ違う列車の側面に車体が映ったことと、
地下区間で窓に車内が映り込んでいることで、
旧3000系に乗車していることが分かります。
また、通過する伏見桃山・墨染駅のホームに旧デザインの駅名標が残っていて、
時期の特定にもなっています。


8030 3000時代 丹波橋 01
丹波橋駅にて:07.11.09 撮影

昔の京阪特急は七条~京橋間がノンストップで、
伏見に住んでる人間は乗る機会がそんなに無かったので、
ダブルデッカー車が登場し
リニューアルされてからの旧3000系の方が強く印象に残っています。

四条あたりのお出かけから京阪で伏見方面へ帰るときに、
特急に乗りたいが為に、七条まで乗って降り、
そこから後の普通や急行に乗り換える。
これ、当時としてはあるあるネタだったと思います。


8000 丹波橋 04 3000 宇治線試運転 中書島 06
左・8000系特急車:07.09.17 / 右・宇治線で試運転を終えた3000系電車と宇治行2600系電車 中書島駅にて/ 08.08.06 撮影
 
旧3000系特急車は、
中之島線直通の快速急行用の新造車が3000系となる為、
8000系に編入され8000系30番台となっています。

8030 萱島 8030 丹波橋
左・萱島駅にて:08.08.06 / 右・丹波橋駅にて:08.06.30 撮影

8030 普通萱島
京阪特急60周年の副標をつけた普通萱島ゆき@京橋駅:10.09.29 撮影

車齢や見た目が異なるので8000系というには違和感がありますが、
8000系の登場当初は
まだ6両編成で運行されていた3000系を7両編成化するため、
3000系に8000系の中間車を組み込み7両編成とした編成が走っていたので、
特急車という共通点を除いても、
旧3000系と8000系は昔から同じグループだったのかも知れません。

8030 (2) ミュートレにて
左・深草駅にて:12.09.24 撮影 十津庵
右・京阪ミュージアムトレインで展示されてた登場当時の旧3000系の座席:10.09.25 撮影


3000系の座席は
リニューアル時に8000系と同様のものに交換されました。

8030 (3)
中書島駅にて:13.02.03 撮影 十津庵



■ウソ電:旧3000系両運転台車
3600 3
富山の3000 増結 a
3655形の図のついでに遊んでしまいました。
(*´∀`*)
もちろん実現されていませんが、
改造当初はパーツとしては存在してたはずなので、つい。
( ´Д`)

8000系の導入により廃車になった旧3000系の一部は
富山地方鉄道に譲渡され、
10030系として現在も図にあるカラーで活躍していますが、
富山なら単行(1両)での運転や、増結用としての需要がありそうなので、
富山地方鉄道に譲渡する為に改造したという想定で
両運転台車の図をつくってしまいました。
(*´ひ`*)


■写真提供:十津庵


■参照および引用した資料
・「鉄道ピクトリアル No.553 '90年5月号臨時増刊 <特集>京阪電気鉄道」
 株式会社電気車研究会 鉄道図書刊行会
・wikipedia:京阪3000系電車 (初代)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%98%AA3000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A_(%E5%88%9D%E4%BB%A3)






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3000系2階建て特急車両のペーパークラフト 【京阪旧3000系特急車 ①】

DDC (7)

DDC (8)

1996年4月発行の
グラフ京阪1996春季号では、
3000系2階建て特急車両のペーパークラフトの図面が掲載されていました。

この号のグラフ京阪は、
図面が掲載されたページのみ厚い紙で印刷されていて、
この掲載されている図面を切ったり折ったり貼り付けたりすることで、
実物の80分の1のサイズの
ペーパークラフトが組み立てられるというものでした。

また、このページでは、
「より多くの座席を提供するとともに
夢を運ぶ新しい魅力を持った車両をつくりたい」
というコンセプトのもとに2階建ての車両がつくられたと紹介されています。

ちなみにこのペーパークラフトのページでは、
ダブルデッカー車ではなく“2階建て特急車両”と紹介されていました。

2階建て車両のことを
英語では「ダブルデッカー (Double Decker) 」と呼びますが、
京阪の2階建て特急車両が
ダブルデッカーと広く呼ばれるようになったのは、
おそらく8000系にも2階建て車両が導入されてから、
もしくは元CoCoの三浦理恵子さんが
中之島ゆき名義でリリースした京阪のCM曲
「出町柳から」が話題になってからのように思うのですが、
実際はどうだったのでしょう?

サビの部分の「♪ダブルデッカー ♪そうでっかー」は
あまりにも印象に残りすぎたので。

この「出町柳から」という曲、
京阪電鉄としては
CMでのみ使用する予定で代理店に楽曲制作を依頼していたのですが、
フルコーラスが完成していたため、CD化が検討されたそうです。
依頼されたこと以上の仕事をすることは大事なことです。

しかし、この声の人が「春・ミルキーウェイ」を歌っていたんだなぁ。 



YouTube:13.02.03 【旧3000系】京阪特急:清水五条~中書島間車窓
出町柳駅での車内整理と座席の自動転換のシーンと、
ダブルデッカー車の1階部分からの車窓を撮影。


DDC (1)
深草駅にて:12.09.24 撮影 十津庵

DDC (2) DDC (3)
左・出町柳駅にて:13.02.03 撮影 / 右・深草駅にて:12.09.24 撮影 十津庵

ダブルデッカー車の側面には時代祭の行列の絵図がありました。
これは、旧塗装時代の8000系にもあったものですが、
新塗装では無くなり、旧3000系の引退をもって見れなくなりました。

DDC (4)

DDC (5)
13.02.03 撮影

3000系ダブルデッカー車は2階は2人掛け+2人掛けですが、
1階は2人掛け+1人掛けとなっていました。
8000系では1階2階ともに2人掛け+2人掛けとなっています。

DDC (6)
13.02.03 撮影

DCC (9)
13.02.03 撮影




※ 「春・ミルキーウェイ」は、
  1990年にリリースされたCoCoの1stアルバム『Strawberry』に収録されている楽曲で、
  作曲は小室哲哉氏。
  この「春・ミルキーウェイ」は
  1989年にリリースされた小室氏のソロアルバム『Digitalian is eating breakfast』に収録されている
  「I WANT YOU BACK」という曲の歌詞とアレンジを別バージョンにしたもの。
  この「I WANT YOU BACK」は
  2007年に小室氏がDJTK名義でリリースしたRemixアルバム『Cream Of J-POP』にも収録され、
  こちらではKCOによるボーカルとなっている。
  
 
■写真提供:十津庵


■参照および引用した資料
・「グラフ京阪1996春季号」
 編集・発行 京阪電気鉄道株式会社 総務部広報課
・wikipedia:Strawberry (CoCoのアルバム)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/Strawberry_(CoCo%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0)




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伏見の街を走る定期運用最終期の京阪旧3000系


YouTube:伏見の街を走る定期運用最終期の京阪旧3000系


YouTube:12.10.21 京阪特急旧3000系電車と@中書島・丹波橋

テレビカーとして親しまれてきた京阪電鉄の旧3000系電車。

車体の色は黄色と赤でしたが、
旧3000系電車のそれは花形電車らしい華やかさを持ちつつも
少しトーンを落とした落ち着いた色調となっていて、
伏見の街の風情にもよく馴染んでいたものでした。


01 3000 yokooji
横大路の工業地帯を背にして走るテレビカー 12.10.21 撮影

京都府道124号三栖向納所線 ① 中書島~外環状線交点 09.11.14
京都府道124号三栖向納所線 ② 外環状線交点~納所 09.11.14

02 3000 kakinohama
柿木浜町・宇治川派流の柳と 12.10.21 撮影

11.04.02 伏見名水スタンプラリー ⑪長建寺:閼伽水
弁財天長建寺の碑 11.04.02

03 3000 kyoumati
両替町通りの斜め踏切 12.11.09 撮影

04 3000 kyoumati
立石通りの犬矢来のある町屋と 13.02.22 撮影

05 3000 ote
伏見桃山 大手筋商店街 12.11.10 撮影

06 keihan3000 R35
毛利橋通り 13.02.22 撮影

07 3000 kyoumati 02
京町通りの斜めの踏切 13.02.11 撮影

道路に対して線路が斜めに交差する踏切があるのも、
伏見の街でよく見ることができる光景のひとつで、
旧3000系テレビカーも伏見の街の風景の一部でした。

08 3000 sosui
疎水の鉄橋 13.03.30 撮影


09 3000 daiei
ダイエー藤森店 13.03.31 撮影

今年5月6日をもって閉店することが発表されているダイエー藤森店は、
1975年6月27日の開業以来、
37年間に渡り京都市伏見区深草の地で営業してきました。

この、ダイエー藤森店の横を京阪電車が通り過ぎる風景も、
あと少しの期間で見れなくなります。


YouTube:13.03.31 ダイエー藤森店と京阪電車

撮影当日は旧3000系電車の最終運転が行われました。
ダイエー藤森店の閉店の一足先に、
京阪電鉄の名車が引退を迎えるかたちとなりました。


10 中書島
中書島駅より 13.02.09 撮影




■参照および引用した資料
・ダイエー店舗情報 / ダイエー藤森店
 http://shop.daiei.co.jp/shop/ShopPageTop.do?shopid=0287
「ダイエー藤森店、37年営業に幕 来年5月閉店」
 2012年12月06日 京都新聞








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